2021-04-02
仁川港湾公社(IPA)が運営する船舶低速運航プログラムでKMTCが1位を達成した。
IPAは船舶で発生するPM2.5を低減する為に施行している「仁川港船舶低速運航プログラム」の
初年度運営結果、優秀船社として、KMTC・SINOKOR・DONYOUNG・HMM・CK LINEを
選定したと1日、発表した。
低速運航プログラムは、船舶が港湾へ入港する前、20海里から運航速度を12ノット以下で
入港した場合、港費を最大30%減免する制度であり、船社の自律参加ベースで運営される。
IPAによると2019年12月から昨年12月まで13か月間の対象船舶4688隻のうち、1450隻
(30.9%)が当該プログラムに自律参加し、参加船舶の順守率は97%だった。
優秀船社としては、KMTC 273隻、SINOKOR 156隻、DONGYOUNG 108隻、
HMM 107隻だった。同期に参加した船舶が低速運航で減縮した温室ガスを換算すると、
松木5万2000本を植える効果と同様のものと分析された。
IPA副社長イ・ジョンヘン氏は、「船舶低速運航プログラムに参加頂いて有難い。負担を減らし、
政策効果は高めるため、プログラムを改善した。別途の証拠資料なしで、海運港湾物流情報
システム経由で申請すれば、いつでも簡単に参加が出来るので、前向きで検討頂きたく。」と言った。