2021-10-15
EUSU HOLDINGSの子会社であり、海運・港湾・物流特化のIT企業である
サイバーロジテックがブラジルのBTPターミナルにOPUS TERMINALを構築、
現在、安定的に運営されていると公表した。
APMターミナルやTILの合弁で運営されているBTPは、ブラジルで最も大きい規模の
ターミナルである。BTPはこの度のシステム構築により、ターミナル運営担当者の業務
効率性や便宜性を向上、船社らの入出港スケジュールキップや貨物取扱の面で
生産性を高めると期待している。
今回に構築されたOPUS TERMINALには、「ADVANCE MODULE」を搭載し、
ターミナル運営の際に無駄な作業を削減、運営に求められる計画のスピードを向上
させる。このバージョンのADVANCE MODULEは現在、マレーシアのWEST PORT
ターミナルを含め、多くのターミナルに適用されている。
特に、今回のプロジェクトにとって、最大のイシューは、コロナ禍による国際往来の制限だった。
この状況の下、OPUS TERMINALプロジェクトチームが構築期間18か月間、一度もブラジルB
TPターミナルに訪問せず、すべてをリモートでシステムを構築した。
同社の取締役乗務、ソン・ジョンミン氏は、「はじめてのリモート構築の為に、事前計画や準備を
徹底し、新しいプロセスを立て、システムのリモート構築マニュアルを完成した。テストを繰り返し、
テスト結果を完全公開する等、顧客と24時間コミュニケーションした結果、無事終了、安定化
期間まで短縮できた。」とコメントした。