2021-08-13
韓国海洋水産部(日本の国土交通省に該当)によると、今年2四半期のコンテナ取扱量は
前年同月対比7.4%増の772万TEUを記録した。輸出入、積替えとも増加した。輸出入は
8.9%増の441万TEUだった。うち、韓国出しは218万TEU、韓国入りは223万TEUで、
夫々8.6%、9.2%増加した。
主要港湾ごとにみると、釜山港は輸出入、積替えとも増加した。前年同月対比10%増の
586万TEUだった。輸出入については、米国(34.9%)、中国(5.2%)等主要交易国の
取扱い量が全て増加となり、合計で14.6%増の269万8000TEUを達成した。積替えについても、
中国(4.9%)、米国(1.9%)等、主要交易国の取扱い量が増え、6.3%増の317万TEUを
記録した。
仁川においては、1.3%増の85万8000TEUを記録した。輸出入は昨年度に開設されたベトナム、
中国を結ぶ新規航路により2.2%増の84万6000TEUで集計された。積替えは前年同期より
7000TEU減の1万TEUだった。ただ、6月に入って多少落ち込み、15か月連続のプラス成長は
できなかった。6月の取扱い量は前年同期対比5.9%減の26万7600TEUだった。
光陽は低調だった。輸出入、積替えとも落ち込み、5.6%減の51万1000TEUに過ぎなかった。
輸出入の場合、HMMのTHE ALLIANCE入会による航路統廃合により、中東航路が中止されて
からずっと下落している。輸出入は4.7%減の43万7000TEU、積替えは1万TEU減の7万2000
TEUにとどまった。