2021-11-19
17日、業界によると、NAMSUNGは現代尾浦造船にスクラバー付きの2500TEU型の
コンテナ船2隻を発注した。船舶価格は1隻当たり4000万ドル、合計で8000万ドル程度だ。
NAMSUNGは2023年5月、9月に1隻ずつ引渡し、最近運賃急騰のシンガポール、インドネシア、
マレーシア航路へ配船し、東南アジアビジネスを大きく拡大するつもりだ。現在、同エリアの海上運賃は
900ドルを上回っている。年間平均運賃は昨年と比べ3‐4倍も上がった。この航路に就航している
船社らは数百億円の営業利益を見込んでいる。
同社はシンガポールやインドネシア、マレーシア航路は今保有している船舶ではサービス提供が出来
ないため、まず、最適の船舶を建造した後に、パートナーを探す計画と言っている。これでNAMSUNGの
新造発注量は5隻まで増えた。子会社であるDONGYOUNGまで含むと6隻となる。昨年7月、大鮮
造船に発注した1000TEU型2隻は年末と来年2月にそれぞれデリバリーされる。今年4月、DONGYOUNGはDONGJINと共同で現代尾浦造船に1600TEU型を発注し、来年11月竣工予定だ。
一方、アルファライナーによると、NAMSUNGの運航船隊は22隻、2万4700TEU、43位となった。